Facebookって人となりを表す鏡のようだ

Facebook at Mozcon – Alex / Thos003

今日昼に何かで読んだんだけれども、何処で読んだか忘れたので大体で書きます。
脚本家だか俳優だかなんだかの人が、
「Facebookにはどうしても慣れない。他人が何食ったとか何処いったとかどうでもいい」
みたいな記事で、ああ、そうですかと。
あんたが慣れないとかいってるのこそどうでもいいと思ったりして。

まぁアレなんです。
Facebookを否定されているのでクサしているわけではないのですよ。
そうなのだとしたら、未だそれに参加しない妻や親友と決別しなくてはならなくなるわけで・・・。

なんでこうブログに書いてまで反駁しようかというと、
Facebookを含め、SNSを否定する人は普段の社会生活についてもそういう風に考えているんでは
ないかなぁと思ってしまうわけです。

SNSってのは平たくいうと、現実の社会生活をネット上に再現しようってサービスなわけでしょ？
いわば現実の拡張。
これを否定するってのは、現実の社会生活もさして面白く感じてないって吐露しているようなもんじゃん。
それをそう思うのは別にどうでもいいんだけど、
それを実名で、職業晒して（確か物書きだかなんだかで、水嶋ヒロ的にいうと表現者）書いちゃうっていう、
この迂闊さ？
つまらぬ生活から良質な作品は生まれないと思うんだけどね。

大体Facebookでは自分の良いところだけを切り取って見せようとするので、
ネガティブなことは滅多に投稿されない。
でも毎日そんな楽しい事ばかりなわけないじゃん？
だから食事とか、動物とか、出かけた先の写真になるんでないかな。
話題でいうところの天気と同じぐらい無難なところに落ち着くわけですよ。

そんなことを連々と書いていたらふと思ったわけです。
『Facebookって人となりを表す鏡のようだ』と。
投稿の内容云々では無いですよ。
Facebookに対するスタンスについてです。
（Twitterは久しくやってないのでわかりません。）

・自己顕示欲が高い人は上記のようなことを知ってか知らずか日々何回も投稿する。
・自己顕示欲が高いけど、他人の目を恐れる人はイケると踏んだネタが揃ったときは投稿する。
・いいね！やコメントは多いけど、自分発信がそれほどない人は受動的な人。
とかね。
完全に個人的見解ですよ。
ちなみに私は二例目の人間なんですけどね。
これって普段の実生活でのその人の人柄と合致するんではないかと思うわけです。

あとちょっと話それるけど、個人のアカウントで宣伝地味たことばっか投稿する人が居るんですが、
如何なもんかと。
それはFBページやHPでやればいいんでないの。
まぁ書いてもいいけど、頻度を調整するとかさ。
パーソナルブランディングとか言うけども、露骨すぎやしませんかね。
この場合は、売ることしか考えてない人なんだなぁと思っちゃうわけで、
商売人の鑑ではあるけど、人格に深みを感じられませんな。

海外では若い子を中心に、Facebook離れが進んでいるらしい。
親がFacebookやってたりすると、SNS上ですら言動をチェックされる可能性があるので、
窮屈らしい。
よく分かる、思春期の少年少女。
でも就職前にやりだしたりするんでしょうね。

結論としてはネット上でも羽を伸ばせる場所が少なくなってきたということで、
厭世なんてのは夢のまた夢、竹林の七賢の時代で終わりってことだと思います。