行き場のない怒りだ

訪問先から帰る途中、地下鉄に乗ったんですね。
お昼前だったので、ガラガラだったんですが。
乗って二駅ぐらいで目の不自由な人が乗ってきまして。
杖つきながらね。
席空いてるので座ればいいのになどと思いつつ。
空いてるのかどうかも見えてないのかと思いつつ。
ふと見るとイヤホンらしきモノを装備している。
音楽でも聞いていると思ったんですが。
電話だったんですね。
まぁそれはいいとして。
急にしゃべりだしたと思ったら、普通に電話してんですね。
なんつーかその瞬間、凄い幻滅した。
目が不自由なことと、電車内のマナーを破ってはいけないことは
無関係だと叫びたくなった。
きっと様々な支援の手があの人を支えてきただろうし、
今後もそうだと思うんだけど、
調子こいてるんだかなんだか知らないが、無性に腹が立った。
モラルのない若者が調子乗っている場合よりも5倍ぐらい腹が立った。

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