山白朝子 「エムブリヲ奇譚」 感想
装幀を見て購入。
ジャケ買いではないけど、なんだか買わないと(読まないと)いけない
感じがして・・・。
怪談専門誌「幽」ってのに掲載されていたらしいですね。
一通り読み終わってから知ったんですけどね。
なんかおどろおどろしい作品だなとは思っていたんですけど。
怪談っていっても、幽霊とかそういう感じではなかったですね。
怖いって感じでもない。
どっちかっていうと不思議な話っていうの?
ただ不思議っても、「陰陽師」みたいな不思議ではない。
幻想的っていうかな?
ああ、これだな。
幻想的って表現があってる気がする。
面白いかどうかで言うと、面白く読んだけど、
読むのが辛いです。
なんというんでしょう。
結構簡単に出てくる人(ゲスト)が死ぬので、
しかも無残に死んだりするので、心が痛いですね。
生死についてまざまざと見せつけられるっていうのかな。
全部で9つの話が載ってるんですが、話によってはグロも入ってきますからね。
寝る前に読んでましたけど、
流石に一気読みする気にはなれませんでした。
ハートの強い方は是非どうぞ。
あ、耳彦はなかなか憎めないやつです。
蠟庵先生よりは好きだな。
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